2015年4月11日土曜日

設楽町川向しだれ桃の里

旧稲武町から国道257号を通って設楽町川向のしだれ桃の里に着きました。

ここは設楽ダムに沈む予定になっている場所です。民主党政権時代に建設中止か・・・という話もありましたが、ついた予算は確実に実行するのが仕事のお役人さんにより粛々と立ち退きが進み、残されたのは桜としだれ桃だけです。

最盛期には1000本以上のしだれ桃があったとのことですが、半分以下になっているそうです。立ち退きの賠償金支払いに立木の伐採も関わるからとのこと。

数年前に来ていれば、人家があったらしいのだが、今では花が人が住んでいたことを教えてくれる。

家があったところには「国土交通省」と書かれたバリケードが置かれていた。


記念撮影するのは申し訳ないような不思議な感じ。




 

できるならば少しでも長い間花を咲かせてほしいと思う半面、ふるさとを捨てさせられて立ち退いた住民の想いを思うと早いうちに水の底に沈んでしまった方がいいのかな・・・という思いもあります。

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